お手紙を添えて
2017.06.30
お客様から「ぶどうにお手紙を添えて送ってください」とのご注文を頂きました!
大切な方へ贈られるぶどうに、お手紙を添えて郵送させて頂きました。
生産者としても、ただできたものを箱に詰めて送るのではなく、食べる方を想いながら、気持ちを込めて1房1房を箱に詰めています!
ご注文の際にお手紙等を頂ければ、同封して発送することも可能です!
大切な方への贈り物に、あなたの気持ちを添えて贈ってみませんか?
ご注文はこちらから
https://gearfarm.jp/order/
ご要望欄にその旨ご記入ください。
初収穫
2017.06.27
ついにこの日を迎えることができました!!
ギアファームとして初収穫しました!!
祖父母が50年に渡り作り続けてきたぶどう。
今年から孫である代表 星野和志が受け継ぎ、ギアファームとしてスタート致しました。
祖父母から受け継いだ、土、樹、そして想いを大切にしながら、”自分のぶどうづくり”の形を作っていきたいと思います!
収穫したのはデラウェア!
このところの梅雨らしくない天気で一気に糖度が上がり、現在糖度19~21度です(^^)
ハウスの中では甘い香りが漂い、幸せな気分になります♪
収穫が始まってすぐは、まだ酸味が残っていて、熟成が進むにつれて酸味が抜けてより甘みが感じられるようになります!
まずは、収穫をおじいさんに報告して、穫ったデラウェアをお供えしました!
おじいさんが生涯をかけて作った樹から収穫させて頂くことに感謝です(#^^#)
1番早く収穫できる樹は、この1本しかないので数は僅かですが、ご注文を受付致します!
本WEBサイトのご注文ページ https://gearfarm.jp/order/
よりご注文下さい。折り返しメールにてお返事させて頂きます。
※今回収穫できる樹は1本しかありません。数に限りがございますことをご了承ください。
次に収穫できるのは、7月上旬を予定しております。収穫でき次第、お届け致します。
ずっしりと、実際の重量以上に重みを感じながら収穫しました!
初めて自分で作ったデラウェア。時々種が残っている粒があって、まだまだ上達しなければと反省しています。
この日を見ることなく旅立ってしまったおじいさんに、天国から見守ってもらったことに感謝して収穫をご報告しました!
シャインマスカット収穫まであと1か月
2017.06.27
シャインマスカットの糖度が先週金曜日の時点で9度でした!
・・・収穫基準の18度まで、まだまだですね(^-^;
そこで、糖度を上げるために「スコアリング」という技術を今年初導入しました!
これは、光合成で作られた養分が根に運ばれるのを、幹に傷を付けることで遮り、実に養分を集中させることで糖度上昇を促す技術です。
この梅雨時期は日照量が少なく、糖度上昇が鈍くなるので、こうした技術を使って糖度上昇を手助けして、お盆までの出荷に間に合うようにします。
また糖度上昇以外にも、シャインマスカットの樹勢を調節する意味でも行いました。
ギアファームのシャインマスカットは樹勢が強く、粒が大きくなる半面、実が落ちる障害である花ぶるいを起こしやすくなったり、房形が悪くなったりしがちです。
そこで、スコアリングを用いて粒張りに影響しない範囲で樹勢を抑えることで、品質の良いぶどうにすることが狙いです。
来年の房のなり方を見て、今後もこの技術を使い続けるか判断したいと思います!
ナイフで幹に傷を付けていきます。
師管に達する傷をぐるりと1周付けて、養分が根に行かないようにします。
テープで傷が乾燥しないようにします。1か月ほどで癒着し組織が回復します!
ピオーネが色づき始めました!
2017.06.23
まだ大半の房が緑色ですが、一部で色が着き始めましたー!!
硬かった粒も軟らかくなり始めて、これからは実が熟す段階に入っていきます(#^^#)
(これをぶどう農家用語で水が回るといいます)
軟らかくなると段々粒の中が果汁で満たされていくので、どんどん根から水を吸い上げます!
今日も水分が不足しないように、川の水をたっぷりかけました♪
この後は、最終的な整房をして袋をかけていきます!
ぶどうの袋かけ
2017.06.14
収穫まで僅かとなったぶどうの袋かけ作業が進んでいます!
無加温栽培のデラウェアは、ほんのり色がついてきてこれから糖度も上がって熟していく段階になり、虫や汚れが着かないように紙製の袋をかけていきます(^^)
このデラウェアは7月上旬から収穫開始の予定です。
そして加温栽培のシャインマスカット、粒がどんどん大きくなる果粒肥大期を過ぎ、粒が軟らかくなってきて虫の食害が出やすくなる段階になったため、ポリ製の袋かけていきます。
特にシャインマスカットは皮ごと食べる品種なので、袋で汚れや農薬などが着かないようにすることで、お客様に安心して食べて頂けるようにしています!
シャインマスカットは、7月下旬ごろから収穫開始予定です!
【デラウェア】ほんのり色が着いてきました!
【デラウェア】紙製の袋をかけていきます!
【デラウェア】全ての房に袋をかけます(^^)
【シャインマスカット】とても小さな通気穴が無数に開いたポリ製の袋を使います。
【シャインマスカット】虫や汚れが入らないように、袋の口を針金でしっかり留めます。
【シャインマスカット】全ての房に袋をかけます!
ホタル舞うぶどう園
2017.06.1
ギアファームのぶどう園横を流れる奥田川では、ホタルがたくさん飛ぶようになりました♪
きれいな水でしか生きられないゲンジボタルが、幻想的な風景を作り出しています!
ホタルは、ハウスの中にも入りこんで、闇夜を照らしています。
ギアファームのぶどうは、このホタル舞う川の水で育っています(#^^#)
ホタルがやってきた!
2017.05.23
昨日ホタルが舞う川から引き込んだ水で水やりしました!という投稿をしましたが、本日なんと、シャインマスカットの葉にホタルがとまっていました!!
頭の模様からゲンジボタルだと思われます♪
きれいな水が流れる川でしか生きられないゲンジボタル。
ギアファームがあるここ島根県雲南市加茂町の三代地区では、ホタルが生きられる自然が残されています(#^^#)
その自然の恵みをいっぱい受けて、美味しいぶどうが育っています♪
ピオーネたっぷり水やり
2017.05.22
ピオーネのジベレリン処理(種無し処理)が終わり、花につく病気のリスクがなくなったので、下に敷いていたビニールを剥ぎました!
これからは、どんどん水をやって、粒が大きくなるようにしていきます!
水やりには、ぶどう園の隣を流れる奥田川から引き込んだ水を使っています。この奥田川は、毎年6月頃にホタルが舞う川で、今年ももう少ししたらホタルが出る時期になります♪
自然に囲まれた場所に農園があるので、ホタルが舞う横でぶどうが育っています(#^^#)
これから更に粒が大きくなります!
ホタル舞う川・奥田川から引き込んだ水を、ポンプでくみ上げてぶどうの樹にたっぷりやります!
ぶどうの粒が大きくなるためには、水分が必要なので大粒のぶどうを作るためには、水をたっぷりやる必要があります。
水やり後には水溜まりができていますが、じわじわと土に浸透していき、5分後には水溜まりがなくなります!
ぬかるむぐらいたっぷり水をやります!
普通これくらい水をやると根腐れしそうですが、冬場に土づくりをしっかりしているため、ぶどうの根が張りやすく排水性の良いフカフカの良い土ができているので、根腐れの心配なくたっぷりの水をやることができます♪
ビニールマルチがなくなって、ぶどうも涼しそうです♪
これまではハウスの保温が大事でしたが、これからの時期はハウス内の温度を下げることが大事になってきます。
特に夜の気温が高いと、着色不良や糖度の上昇が悪くなったり、収穫してから鮮度が落ちるのが早くなったりしてしまいます。
ビニールマルチを取りました!
2017.05.18
シャインマスカットとデラウェアの加温~無加温ハウスでは、全ての花が咲き終わり、灰色かび病による落花の心配がなくなったので、湿度を抑えるために敷いていたビニールを剥ぎました(^^)
これからじゃんじゃん水をやって粒が太るようにしていきます♪
ビニールを剥いでいると、土の上に粒々が落ちていました。これはミミズなどの生物が土の中の有機物や微生物を食べた後のフンです( ・∇・)
土ごと食べて団子状にして排泄するので、土がフカフカになり、ぶどうにとって育ちやすい良い土にしてくれます♪
土づくりには、こうした小動物や微生物の働きが欠かせません!
自然の力を借りて、美味しいぶどうを作っています(*^^*)
ビニール除去後のシャインマスカット圃場です!
これから管理機で除草作業を始めます^^
こちらはデラウェアの圃場です!こちらも雑草を退治してから、たっぷり灌水します♪
シャインマスカットは粒が大きくなってきました♪これからたっぷり水をやって、更に粒を太らせます(^^)/
ビニールを剥ぐったら、ミミズのフンがありました!こうした小動物や微生物が良い土にしてくれます♪
シャインマスカット枝管理
2017.05.12
この時期の一番大変な仕事は、副梢(ふくしょう・わき芽)の剪定です。
副梢とは、新梢(今年伸びた枝)と葉っぱの間から出てくる芽のことで、放っておくとどんどん茂って棚下が暗くなってしまいます。
そうすると葉っぱ同士が重なり合って光合成効率が悪くなったり、空気がこもって病気が発生しやすくなったりします。また、房に太陽光がある程度当たらないと熟すのも遅れるので、適度な茂り具合に管理してやらなければいけません。
必要な葉の枚数を確保するために、副梢の葉1枚を残して切っていくのですが、シャインマスカットの樹勢が強く、切った1週間後にはもう次の副梢が20センチくらい伸びているので、小まめに管理してやらなければいけません(^-^;
この作業が遅れて、長々と伸びた副梢を一気に切ると、縮果症(しゅっかしょう)という粒に黒点が出る障害が出たり、房の軸が枯れてしまう障害が出たりするので、品質が落ちてしまいます・・・
高品質のぶどうを作るためには、どんなに忙しくても副梢を切っていく作業は手が抜けません!
新梢と葉の間から出ているのが副梢です。葉1枚残して切っていきます!
これぐらいの茂り具合がベストです!!