無加温デラウェア種無し処理
2017.04.21
無加温栽培のデラウェアでも、1回目の種無し処理(ジベレリン処理)をしました!
先日の加温栽培と比較して2週間ほど遅い処理です。こうして生育に差をつけることで、お客様に長い期間ギアファームのぶどうを楽しんで頂けるだけでなく、作業も分散するので時間に余裕が生まれ、1房1房を丁寧に育てることができます。
種無し処理は、花が満開になる2週間ほど前に、ジベレリン(ホルモン剤)を溶いた水に1つ1つ手作業で穂を浸けていきます。
このデラウェアのジベレリン処理は、8~10時間かけて効いていくので、その間乾かないようにハウス内に散水して湿度を高めます。
そして、ジベレリンが効いたことを確認したら、今度は病気が発生しないように逆に湿度を下げるため地面にビニールを敷きます。
温度管理だけでなく、生育ステージに合わせて湿度も管理することで、良い品質のぶどうを作っています!