ホタルがやってきた!
2017.05.23
昨日ホタルが舞う川から引き込んだ水で水やりしました!という投稿をしましたが、本日なんと、シャインマスカットの葉にホタルがとまっていました!!
頭の模様からゲンジボタルだと思われます♪
きれいな水が流れる川でしか生きられないゲンジボタル。
ギアファームがあるここ島根県雲南市加茂町の三代地区では、ホタルが生きられる自然が残されています(#^^#)
その自然の恵みをいっぱい受けて、美味しいぶどうが育っています♪
ピオーネたっぷり水やり
2017.05.22
ピオーネのジベレリン処理(種無し処理)が終わり、花につく病気のリスクがなくなったので、下に敷いていたビニールを剥ぎました!
これからは、どんどん水をやって、粒が大きくなるようにしていきます!
水やりには、ぶどう園の隣を流れる奥田川から引き込んだ水を使っています。この奥田川は、毎年6月頃にホタルが舞う川で、今年ももう少ししたらホタルが出る時期になります♪
自然に囲まれた場所に農園があるので、ホタルが舞う横でぶどうが育っています(#^^#)
これから更に粒が大きくなります!
ホタル舞う川・奥田川から引き込んだ水を、ポンプでくみ上げてぶどうの樹にたっぷりやります!
ぶどうの粒が大きくなるためには、水分が必要なので大粒のぶどうを作るためには、水をたっぷりやる必要があります。
水やり後には水溜まりができていますが、じわじわと土に浸透していき、5分後には水溜まりがなくなります!
ぬかるむぐらいたっぷり水をやります!
普通これくらい水をやると根腐れしそうですが、冬場に土づくりをしっかりしているため、ぶどうの根が張りやすく排水性の良いフカフカの良い土ができているので、根腐れの心配なくたっぷりの水をやることができます♪
ビニールマルチがなくなって、ぶどうも涼しそうです♪
これまではハウスの保温が大事でしたが、これからの時期はハウス内の温度を下げることが大事になってきます。
特に夜の気温が高いと、着色不良や糖度の上昇が悪くなったり、収穫してから鮮度が落ちるのが早くなったりしてしまいます。
ビニールマルチを取りました!
2017.05.18
シャインマスカットとデラウェアの加温~無加温ハウスでは、全ての花が咲き終わり、灰色かび病による落花の心配がなくなったので、湿度を抑えるために敷いていたビニールを剥ぎました(^^)
これからじゃんじゃん水をやって粒が太るようにしていきます♪
ビニールを剥いでいると、土の上に粒々が落ちていました。これはミミズなどの生物が土の中の有機物や微生物を食べた後のフンです( ・∇・)
土ごと食べて団子状にして排泄するので、土がフカフカになり、ぶどうにとって育ちやすい良い土にしてくれます♪
土づくりには、こうした小動物や微生物の働きが欠かせません!
自然の力を借りて、美味しいぶどうを作っています(*^^*)
ビニール除去後のシャインマスカット圃場です!
これから管理機で除草作業を始めます^^
こちらはデラウェアの圃場です!こちらも雑草を退治してから、たっぷり灌水します♪
シャインマスカットは粒が大きくなってきました♪これからたっぷり水をやって、更に粒を太らせます(^^)/
ビニールを剥ぐったら、ミミズのフンがありました!こうした小動物や微生物が良い土にしてくれます♪
シャインマスカット枝管理
2017.05.12
この時期の一番大変な仕事は、副梢(ふくしょう・わき芽)の剪定です。
副梢とは、新梢(今年伸びた枝)と葉っぱの間から出てくる芽のことで、放っておくとどんどん茂って棚下が暗くなってしまいます。
そうすると葉っぱ同士が重なり合って光合成効率が悪くなったり、空気がこもって病気が発生しやすくなったりします。また、房に太陽光がある程度当たらないと熟すのも遅れるので、適度な茂り具合に管理してやらなければいけません。
必要な葉の枚数を確保するために、副梢の葉1枚を残して切っていくのですが、シャインマスカットの樹勢が強く、切った1週間後にはもう次の副梢が20センチくらい伸びているので、小まめに管理してやらなければいけません(^-^;
この作業が遅れて、長々と伸びた副梢を一気に切ると、縮果症(しゅっかしょう)という粒に黒点が出る障害が出たり、房の軸が枯れてしまう障害が出たりするので、品質が落ちてしまいます・・・
高品質のぶどうを作るためには、どんなに忙しくても副梢を切っていく作業は手が抜けません!
新梢と葉の間から出ているのが副梢です。葉1枚残して切っていきます!
これぐらいの茂り具合がベストです!!
シャインマスカット種無し処理2回目
2017.05.11
今日から加温栽培のシャインマスカットは2回目のジベレリン処理(種無し処理)スタートです!
1回目のジベレリン処理から2週間経って、粒が大豆サイズ以上になったら2回目の処理のタイミングです(^^)
ジベレリンは種無し効果の他に顆粒肥大促進効果もあり、2回目はどちらかと言えば粒を大きくする目的で行います。
これからどんどん粒が大きくなっていくので、小まめな水やりが欠かせません!
粒が大豆サイズ以上になった房から順次ジベレリン処理をしていきます
1回目と同様にジベレリンを溶いた液に浸けていきますが、房が大きくなっているので、カップも400CC→600CCにサイズアップです!
ピオーネ種無し処理/シャインマスカット房づくり2
2017.05.10
今日からピオーネのジベレリン処理(種無し処理)がスタートです!
シャインマスカットやデラウェアは2回処理するのに対して、ピオーネは比較的種が抜けやすいのと、ジベレリン処理をすると粒もより大きくなるのですが、2回処理にすると1回処理より大粒になり着色不良が出やすくなるので、ピオーネは1回のみの処理です。
この処理は開花満開の3日後に行いますが、このタイミングが早いと小粒になり、遅いと花ぶるい(実が着かずポロポロ落ちてしまう障害)が発生しやすくなるので、タイミングの見極めが大事です!
そして同時進行しているのが、シャインマスカットの果房整形(かぼうせいけい)と摘粒(てきりゅう)の作業です。
この作業は、最終的な房形をイメージして、房形を乱すような実を切り落としたり、大きくならない小粒を落としたりして房形を整えていきます。開花時に行う花穂整形(かすいせいけい)に続く房づくりの第2段階です!
この作業次第で形の良い秀品の房になるのか、B級品の房になるのかが決まる重要な作業で、ぶどう農家の腕とセンスが試されます!笑
この段階でピオーネはジベレリン処理します!
ジベレリンを溶いた液に浸けていきます!
シャイマスカットの果房整形です。二股になり、飛び出した果房を切り落として形を整えます!
この時点で小粒なものは、生育が進んでもあまり大きくならないので商品性を上げるため切り落とします。
1回果房整形・摘粒をした房です。収穫までにあと2回程度、摘粒をして房を整えていきます!
シャインマスカット摘房
2017.05.7
今日は加温シャインマスカットの「摘房(てきぼう)」作業をしました!
この作業は、形の悪い房や花ぶるい(実が着かずにポロポロ落ちてしまう障害)してしまった房を切り落として、10㎡あたりの房数を25房(無加温・雨よけでは30房)にします(^^)
商品性の悪い房を除く他に、着果量を制限することで1房に送られる養分が多くなり、高品質のぶどうにしたり糖度が上がりやすくなって盆前の贈答用に間に合うようにしたりする意味もある重要な作業です!
どの房を残すか、迷いながら切ってるのでなかなかはかどりません(笑)
形の悪い房を摘房します
花ぶるいした房も摘房します
こちらは残す房です!
房づくり体験開催しました
2017.05.6
GW3日~6日の間、シャインマスカットの房づくり体験を開催しました!
親子や夫婦、お一人様など15名の方にご参加頂きました(*^^*)
体験は、房づくりの第1段階である「花穂整形(かすいせいけい)」といって、花が咲いた穂の蕾・花を切り落として、最終的に食べる部分となる先端3センチのみ蕾が残る状態にする作業をして頂きました!
今回房づくりして頂いたシャインマスカットは、8月下旬~9月頃に収穫体験して頂く予定です♪
そして、ほとんど参加者がぶどうの栽培途中を見るのは初めてということで、ぶどう園の見学をして頂き、生育が進むにつれて変化するぶどうの姿を見て頂きました♪
無加温シャインマスカット開花!
2017.05.1
無加温栽培のシャインマスカットが開花しました!
GWの房づくり体験は、ここの房で体験して頂きます♪(https://gearfarm.jp/2017/04/25/224/)
花が咲くのは嬉しいですが、改善点も出てきました。加温のところの終盤に咲いた房との差があまり無いので、収穫時期も被ってしまいそうです。
来年はもう少しタイミングがずれるように調整しないといけないですね(^-^;
毎年試行錯誤しながら、お客様に最高のぶどうをお届けできるように頑張っていきます!
そして加温栽培のシャインマスカットは、1番早い房で1回目のジベレリン処理から1週間になりました!
粒が膨らんできています(#^^#)
デラウェア種無し処理2回目
2017.05.1
昨日は加温デラウェアの2回目のジベレリン処理(種無し処理)をしました!
この処理は、花が満開になってから14日後に行います!
そのため、いつ満開になったのかをきちんと観察して記録しておかないと、いつ処理をしていいのか分からなくなってしまいます。
この段階になると、粒が大きくなって、大分ぶどうらしくなってきましたが、まだまだ大きくなります(^^)
これからは水をたっぷりやって、大粒の実になるように育てていきます♪